車のタイヤと同様に、ゴルフグリップも「溝」を利用して表面(手のひら)との密着性と安定性を維持するのが一般的です。
しかし我々は、「手のひらは、整備された道路の様に平たく硬くないのに、なぜスリックタイヤの様な“凹”状のグリップしか存在しないのか」「従来型のグリップは、素材のみで粘着力やグリップ力を出しているだけではないのだろうか」と疑問に思いました。
手のひらやゴルフグローブは砂や砂漠のように柔らかく、言わばオフロード。 一般的なロード用ラジアルタイヤとオフロード用ラジアルタイヤを比較し、"オフロードタイヤのような「凸」グリップ"、そして"手のひらに食い込ませてグリップ力を出す"という従来のゴルフグリップとは真逆のコンセプトで開発しました。